Readybot

2008年8 月 8日

Readybotは安価で機能的なアームに焦点

 台所掃除ロボットを開発中のReadybotについて今年3月に書いたが、このグループが2本目のビデオをリリースした。今回は部屋の後片付けをするロボットだ。前回はグループ・リーダーのトム・ベンソン氏を電話でインタビューしたが、昨日、初めて会うことができた。同氏はこのほどコンサルタントの仕事を辞め、Readybotの事業化に専念することにしたという。

 なぜ今回は台所ではなく、リビングリームに?「台所は家事を象徴する意味で最初に手掛けたが、今回は、このタイプのロボットが台所だけでなく、家の他の場所でも役立つことを見せたかった」とベンソン氏は言う。 

 同氏に会って、Readybotが家庭用ロボット向けに安価で機能的なアームの開発に主眼を置いていることがよく分かった。円筒座標型(cylindrical)のアームだ。一般的に人型ロボットに使われいているようなアームは肩とひじの部分に大きなモーターが入っており、高価。Readybotのcylindricalアームは、簡単に言えばフォークリフトの原理で、高価なモーターや複雑な制御がなくてもOK、従来の人型ロボット用アームと比べて、アームの重さ当たり10倍の重量を持ち上げられると同氏は計算している。Cylindricalアームは、自由度に制限があるように思われるが、Readybotのロボットは「オムニホイールでサイド・スリップさせることで、『仮想的な肩関節』を構築することができる」と同氏は説明する。

 「車輪型ロボットのナビゲーション技術はもうかなり高度なレベルに達している。そこで次に家庭用ロボットのアプリケーションを広げるのに必要なのは安価で高機能のアームだ。そしてReadybotがフォーカスしているのはそうしたアーム用のソフトの開発。ハードはどこのメーカーが作っても構わない」とベンソン氏。「我々は"理想的な"ロボットを開発しようとしているのではない。"売れる"ロボットの開発を目指しているのだ。100万台といったレベルで売れなければおもしろくない」とも言う。

 上のYouTubeのビデオの最後にあるように、Readybotは「Phase 2(第2フェーズ)」に突入し、その内容については秋に発表するそうだ。下はMountain Viewのコーヒーショップでお会いしたベンソン氏。次回はロボットを実際に見せてもらうのが楽しみだ。

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2008年3 月30日

新しい台所掃除ロボット-Readybot

 シリコンバレーでまた、新しい家庭用ロボットの開発に取り組むグループがデビューした。シリコンバレーを拠点とするGetRoboには朗報だ。

 新ロボットの名前はReadybot(レディーボット)。(日本語のサイトは準備中とのこと。今の日本語サイトは自動翻訳ソフトを使っているので注意。)シリコンバレー周辺のハイテク企業に勤める技術者有志6人が開発した。いずれは事業化したいという。以下がYouTubeのビデオ。BGMは「1960-70年代のアメリカの家庭」といった感じ。

 この開発チームのリーダー、Tom Benson(トム・ベンソン)氏を電話インタビューした。AI(人工知能)の会社を経営していたという同氏らはこのビデオを通じて、台所掃除ロボットの実用化がもう間近に来ていることを世の中に示したかったという。配線をできるだけシンプルに、ということで、次のステップとして、ロボットの体内通信を無線化する意向だ。

 ベンソン氏が語る、ロボットの開発に着手したきっかけや今後の計画についてはGetRobo Premiumの記事をどうぞ。

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