Readybotは安価で機能的なアームに焦点
台所掃除ロボットを開発中のReadybotについて今年3月に書いたが、このグループが2本目のビデオをリリースした。今回は部屋の後片付けをするロボットだ。前回はグループ・リーダーのトム・ベンソン氏を電話でインタビューしたが、昨日、初めて会うことができた。同氏はこのほどコンサルタントの仕事を辞め、Readybotの事業化に専念することにしたという。
なぜ今回は台所ではなく、リビングリームに?「台所は家事を象徴する意味で最初に手掛けたが、今回は、このタイプのロボットが台所だけでなく、家の他の場所でも役立つことを見せたかった」とベンソン氏は言う。
同氏に会って、Readybotが家庭用ロボット向けに安価で機能的なアームの開発に主眼を置いていることがよく分かった。円筒座標型(cylindrical)のアームだ。一般的に人型ロボットに使われいているようなアームは肩とひじの部分に大きなモーターが入っており、高価。Readybotのcylindricalアームは、簡単に言えばフォークリフトの原理で、高価なモーターや複雑な制御がなくてもOK、従来の人型ロボット用アームと比べて、アームの重さ当たり10倍の重量を持ち上げられると同氏は計算している。Cylindricalアームは、自由度に制限があるように思われるが、Readybotのロボットは「オムニホイールでサイド・スリップさせることで、『仮想的な肩関節』を構築することができる」と同氏は説明する。
「車輪型ロボットのナビゲーション技術はもうかなり高度なレベルに達している。そこで次に家庭用ロボットのアプリケーションを広げるのに必要なのは安価で高機能のアームだ。そしてReadybotがフォーカスしているのはそうしたアーム用のソフトの開発。ハードはどこのメーカーが作っても構わない」とベンソン氏。「我々は"理想的な"ロボットを開発しようとしているのではない。"売れる"ロボットの開発を目指しているのだ。100万台といったレベルで売れなければおもしろくない」とも言う。
上のYouTubeのビデオの最後にあるように、Readybotは「Phase 2(第2フェーズ)」に突入し、その内容については秋に発表するそうだ。下はMountain Viewのコーヒーショップでお会いしたベンソン氏。次回はロボットを実際に見せてもらうのが楽しみだ。

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