日米以外のロボット

2008年11 月28日

英国の新ヒューマノイド―MechRC

 英国の新ヒューマノイド、MechRCが米国で発売になった。Engadgetを通じて知った。Trossen Roboticsで購入できるが、他のヒューマノイド・キットに比べて安いようだ。

 以下のプロモーション・ビデオ、なつかしい曲が多く、ついつい6分間全部見てしまった。


  

2008年11 月 5日

踊る6足歩行ロボット

ROBOTS.NETより。

2008年10 月30日

ロボット市場狙う台湾メーカー

 ロイター通信伝で「Taiwan gadget makers tool up for robotics」(台湾の機器メーカーがロボット市場に備える)という記事が英国の日刊紙Guardianに出ている。Robot Stock Newsを通じて知った。

 主要箇所をピックアップすると;

Taiwan aims to take a 7 percent share of the global robotics market and exports worldwide worth T$250 billion ($7.5 billion) by 2015, according to Taiwan's Precision Machinery Research & Development Center.

(台湾のPMCによると、台湾は2015年までに世界ロボット市場の7%のシェア〔75億ドル相当〕を獲得することを目標としている。 )

Taiwan's top electronics parts maker, Hon Hai Precision, wants to follow in their footsteps by teaming up with U.S. toymaker Ugobe to make and sell Pleo, a robot dinosaur toy that can be taught to beg for food and wag its tail.
 
(台湾の電子部品メーカー最大手、Hon Hai Precisionは米国のUgobeと協力し、恐竜型ロボットのPleo を生産、販売することを望んでいる。)
 
After five years of research and development, MSI and Japan's Speecys are also set to jointly launch "NNR-1", a humanoid that can talk, perform kung fu and distinguish human faces.
The 20 cm-tall walking robot would carry either the MSI or Speecys brand and start trooping off showrooms floors early next year with a retail price of $699. At that price, about the same as a typical cheaper laptop PC, the companies may not see mass sales but they hope to make their names known. "If we can make robots, customers will have more confidence in our technology, our brand and our other products. After all, robots are more complicated than computers and mobile phones," MSI's Chen said. "We want to build an image and tell the world that we can do design, manufacturing, marketing and sales."
 
(5年間の研究開発を経て、MSIと日本のスピーシーズは共同で、おしゃべり、カンフー、顔認識ができるヒューマノイドのNNR-1を発表する計画だ。身長20cmで歩き回れるこのロボットは、MSIまたはスピーシーズのブランド名で来年初旬から699ドルで店頭に並ぶ。一般的な低価格パソコンと同等のこの価格だと、大量には売れないかもしれないが、それぞれの会社の名前を知らしめることができると期待している。「我々がロボットを作れば、顧客は我々の技術とブランド、その他の製品にもっと信頼を持つようになる。結局、ロボットはコンピューターや携帯電話よりも複雑なのだから」とMSIのチェン氏は言う。「我々はブランド・イメージを構築し、世界に対して設計と生産、マーケティング、営業ができることを世界に知らしめたい」。 )
 
SpeecysSept2008 007
 
(写真は左がNNR-1のデザイン画を持つスピーシーズ代表取締役の春日氏、英文GetRoboより)
 
Component makers are also getting in on the act, with names like VIA Technologies and DMP Electronics developing new chips for robots.
 
(部品会社も参入しようとしており、例えばVia TechnologiesDMP Electronicsはロボット用の新しいチップを開発中だ。 )
 

2008年8 月20日

ノキアのロボット

 携帯電話機の世界最大手メーカー、フィンランドのノキアが、アイロボットConnectRに似たテレプレゼンス・ロボットの開発に取り組んでいるという。BotJunkieを通じて知った。まずはYouTubeのビデオを。

 このロボット「Jeppe」の詳細はノキアの研究所のサイトに出ているが、ロボットとは呼ばず、「Domestic videoconferencing(家庭内のビデオ会議)」の研究と位置付けている。パソコンにくっついたウェブカメラを通すのではなく、新しいビデオ・コミュニケーションの形を探りたいという。

 今はNokia Internet Tabletを通じて同じWLAN内でなければ操作できないが、いずれはネット経由で遠隔操作できるようにしたいと書いてある。自律制御、周辺データの獲得&送信、も将来目標だ。

 研究所サイトの末尾に、共同研究したい大学関係者はSeamusさんに連絡を、とある。日本の大学のノウハウが活かされるのではないだろうか。半面、ノキアから通信部分で学ぶことができるのでは。

2008年8 月14日

アラブ首長国連邦のヒューマノイド-REEM-B

 アラブ首長国連邦の会社で、スペインのバルセロナで研究開発を進めているPal Technologyが新型のヒューマノイド・ロボット「REEM-B」を発表していた。昨年、REEM-Aを実際に見たが、ずいぶん進歩しているようだ。1本目のビデオは同社の広報用、2本目は同社がREEM-Bを首長国アブダビの皇太子に披露しているところらしい。白い装束の観客の前にロボット、なんだか映画の一場面のようだ。

2008年8 月 8日

北京五輪でドイツのロボットが活躍

 北京オリンピックが始まった。CrunchGearによるとドイツ製のセキュリティー・ロボットが活動している。

 ネタ元はドイツ語のSpiegel Online。この記事によると、使用されているのはベルリンにあるRobowatch Technologiesという会社が開発した、アウトドア用のロボットOFROと室内用のMOSROの2機種で、合計16台。コストはOFROが1時間当たり10.50ドル、MOSROが同2.50ドルで、警備員を雇うのに比べてコスト節約になるという。

 これらのロボットは2年前にドイツで開催されたサッカーのワールドカップでも使用されたそうだ。写真は左がOFRO、右がMOSRO。日本製のロボットは現地で使われていないのでしょうか?

Ofroolympiastadion2_05 Mosrowachmann_01

2008年8 月 6日

世界最小のヒューマノイドが9月に発売へ

 台湾のGeStream Technologyという会社が今年9月に、世界最小のヒューマノイド「BeRobot」を発売するという。 Engadget を通じて知った。

 これまでの世界最小の人型ロボット、タカラトミーのi-SOBOT(アイソボット)が身長16.5センチであるのに対し、BeRobotは身長15センチ。この記事によると、ギネスにも認定されているそうだ。

Berobot_2

ここに写真がいろいろ出ているが、形は(まだ)アイソボットに比べて洗練されていない。あと、気になるのはロボットの後ろに立てかけてあるバイオリンの油絵。何か意味があるのか?

 もうひとつ気になること。ここに出ているカエルのようなロボットは何?

2008年6 月20日

カールスルーエ大学(下)

 カールスルーエ大学の博士課程に在籍中のHolger Rapp氏が開発した、ピンポン・ロボット。使っているのはKUKAの「KR5 Sixx」。大学院生がプログラミングを勉強する実習用に開発したという。カメラは横の壁と天井に合計2台。最初の玉の投げ方にこつがいるが、Rapp氏によると、うまく投げてやれば「1時間は玉を打ち続けることができる」そうだ。

カールスルーエ大学(中)

 前項に続いてカールスルーエ大学で開発中のヒューマノイド「ARMAR」について。大学の模擬台所で活躍中なのが下の「ARMAR-IIIA」。横にいるのが研究の中心人物のTamim Asfour博士。

Asfourarmar_3

  別の部屋で待機中だったのが、ややスリムになった下のARMAR-IIIB。今のARMAR-IIIAは上半身だけで重さが40kg、全体で140kg。ARMAR-Ⅴを2足歩行型にする方針だが、そのためには上半身を最高でも25kgに抑える必要があり、まずは重さを減らしたARMAR-Ⅳを開発する計画という。

Armar3b

2008年6 月19日

カールスルーエ大学(上)

 GetRoboは夏期休暇でドイツに来ています。カールスルーエ大学を訪問し、Ruediger Dillmann教授とリサーチ・サイエンティストのTamim Asfour博士のグループが開発中のヒューマノイド「ARMAR」を見る機会がありました。欧州には独自のヒューマノイドを開発中の研究グループが2つだけあり、同グループはそのうちの1つです。

 以下のビデオは、ARMAR-IIIAが自動食器洗い機を開けるところ、コップを入れるところ、閉めるところです。説明してくれているのはAsfour博士。同博士が目指していることは、早稲田大学菅野研究室のTWENDY-ONEと共通する部分が多いと感じました。