ロボット分野の大御所、MITのRodney Brooks(ロドニー・ブルックス)教授が、新ロボット・べンチャーを設立した。その名は Heartland Robotics。ブルックス教授はアイロボット社の共同創業者兼最高技術責任者(CTO)としても知られるが、同社のプレスリリースによると、同教授は取締役会にはとどまるものの、CTOは退任する。また、同教授はMITの職務も休職し、新ベンチャーに専念するようだ。
(写真はアイロボット提供)
新ベンチャーのサイトにはまだ何も情報が載っていない。ただ、「Heartland Robotics is combining the power of computation - embodied in robots - and the extraordinary intelligence of the American workforce, to rehumanize and revitalize manufacturing.(ハートランド・ロボティクスはロボットに統合された計算能力と、米国の労働力のたぐいまれな知力を組み合わせることで、生産活動に人間らしさを取り戻し、活性化する)」とだけ書いてある。
新会社が実際どんなロボットを開発するのか詳細は明らかになっていないが、Xconomy に比較的、詳しい情報が載っている。そこから要点を抜粋すると、
☆ブルックス教授は新会社の会長兼CTO。最高経営責任者(CEO)にはMITの講師で「連続」起業家のKen Zolot氏が就任する。
☆新会社はアイロボットと競合しない。
☆職場と産業分野に革命をもたらすようなロボットを提供する。パソコンがIT従事者の世界にもたらしたような生産性の向上を、単純労働の世界にもたらしたい。
☆大工場の産業用ロボットではなく、中小・零細企業を顧客のターゲットとしている模様。この記事で例として挙がっているのが従業員3,4名のパン屋。ネット経由で2000ドル程度でロボットを購入でき、マニュアルを読まなくても、パン焼き職人が自然言語と業務のデモンストレーションでロボットをプログラミングできる、といった世界をブルックス教授は想定している。
ということはいよいよ、「まるいち」が現実に世の中に登場するということか?!この新会社、要ウォッチ。
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