アイロボットCEOの経験-その2
昨日に続いて、アイロボット社のコリン・アングル最高経営責任者(CEO)の話。同CEOによると、アイロボットは創業時から様々な事業モデルを模索し、同社の飛躍につながった自走式掃除ロボット「ルンバ」にいたるまでに、実に14種類の事業モデルで失敗したという。以下が失敗したという14種類の事業モデルだ。
1.月へロボットを送る計画の映画化権を販売し、計画を実行に移す
2.大学とホビイストに研究用ロボットを販売する
3.ロボット玩具でロイヤリティー収入を得る
4.血管掃除ロボット用のナノ・ロボット技術を開発し、ライセンス提供する
5.油田の生産性を高めるロボットを石油業界に売る
6.原子力発電所の検査ロボットを売る
7.博物館に教育用ロボットを売る
8.業務用床清掃ロボットの技術をライセンス提供する
9.軍隊のロボット研究を下請けする
10.「ロボット戦争」型の娯楽施設を作り、販売する
11.地雷除去ロボットを販売する
12.ロボット用基本ソフト(OS)を開発し、ライセンス提供する
13.インターネットを通じて制御できるロボットを産業界に売る
14.弾道ミサイル探知機関向けに惑星探査ローバーを開発・販売する
ちなみに講演の後の質疑応答で、「産業用ロボットはなぜやらないのか」といった質問が出た。対するアングルCEOの答は「I would be surprised if we are not in the industrial space 5 years from now.(私は、5年後に我々が産業用ロボットの分野で商売をしていなかったら、驚くだろう。→つまり、5年後にはきっと産業用ロボットの分野にも進出しているだろう、ということ)」
コメント