« アイロボットCEOの経験-その1 | メイン | 松下電器のEVOLTA ROBOTの評判 »

2008年6 月 3日

アイロボットCEOの経験-その2

 昨日に続いてアイロボット社コリン・アングル最高経営責任者(CEO)の話。同CEOによると、アイロボットは創業時から様々な事業モデルを模索し、同社の飛躍につながった自走式掃除ロボット「ルンバ」にいたるまでに、実に14種類の事業モデルで失敗したという。以下が失敗したという14種類の事業モデルだ。

1.月へロボットを送る計画の映画化権を販売し、計画を実行に移す

2.大学とホビイストに研究用ロボットを販売する

3.ロボット玩具でロイヤリティー収入を得る

4.血管掃除ロボット用のナノ・ロボット技術を開発し、ライセンス提供する

5.油田の生産性を高めるロボットを石油業界に売る

6.原子力発電所の検査ロボットを売る

7.博物館に教育用ロボットを売る

8.業務用床清掃ロボットの技術をライセンス提供する

9.軍隊のロボット研究を下請けする

10.「ロボット戦争」型の娯楽施設を作り、販売する

11.地雷除去ロボットを販売する

12.ロボット用基本ソフト(OS)を開発し、ライセンス提供する

13.インターネットを通じて制御できるロボットを産業界に売る

14.弾道ミサイル探知機関向けに惑星探査ローバーを開発・販売する

ちなみに講演の後の質疑応答で、「産業用ロボットはなぜやらないのか」といった質問が出た。対するアングルCEOの答は「I would be surprised if we are not in the industrial space 5 years from now.(私は、5年後に我々が産業用ロボットの分野で商売をしていなかったら、驚くだろう。→つまり、5年後にはきっと産業用ロボットの分野にも進出しているだろう、ということ)」

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://www.typepad.com/t/trackback/607637/29756050

このページへのトラックバック一覧 アイロボットCEOの経験-その2:

コメント

コメントを投稿

TypeKeyまたはTypePadのアカウントをお持ちの場合 サインイン