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2007年10 月27日

新ロボット・ベンチャー、Willow Garage が誕生

 シリコンバレーで注目度満点の新ロボット・ベンチャーがデビューした。その名はWillow Garage(ウィロー・ガレージ)。

 同社の紹介ページから抜粋すると、

 Through generous private investment and philanthropy, Willow Garage has the resources to maintain a research lab of 60 people indefinitely. Our sponsors have charged us with developing autonomous artificial devices that operate in unconstrained environments without human intervention to perform specific tasks.

 (個人による豊富な出資と社会貢献的な観点から、ウィロー・ガレージは無期限に60人から成る研究所を維持できるだけの財源を持つ。我々は、人間による助けがなくても自由な環境で特定の作業を遂行できる自律型の人工機械を開発する任務を、出資者たちに課された。)

 同社のSteve Cousins(スティーブ・カズンズ)社長によると、「収益を上げられるようになるのは第2のゴール。第1のゴールは、ロボットの開発を通じて社会に大きなインパクトを与えるようになることだ」。ロボットの開発に携わる技術者にとっては「夢の城」(日本のロボット研究者)とも呼べなくない。

 同社が現在、取り組んでいるプロジェクトは3つ。家事や高齢者介護などで役立つパーソナル・ロボットと自律型無人ロボットカー、そして無人で1年間、航海できるロボット船の開発だ。

 パーソナル・ロボットについては、スタンフォード大学と共同で新たなソフトとハードのプラットホームを開発中で、200812月をメドに一般公開するという。ソフトはオープン・ソース、ハードの配布モデルはまだ決めていないが、「有償で提供してあまり使われないよりは、多数の人に利用してもらえるよう低価格でリース、ないしは無償提供したほうが良い」(カズンズ社長)といった考え方だ。

 下のビデオはハードウエアのプラットホームのベースとなる「PR1」。これにセンサーの数を増やすなど改良した「PR2」を来年12月に公開する。アームの下にバネが入っており、動きが滑らかで当たっても痛くない。重力補償によって、電源を切ってもアームはだら~と下に下がらない。

 ウィロー・ガレージのバックにいる出資者はだれか、マイクロソフトのプラットホームと比べてどうなのか。もっと知りたい読者はこちらのGetRobo Premiumの記事をどうぞ。

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